パン作り 塩は味付けだけじゃない
昨日、インスタにも書きましたが、
パン作りでの塩の役割って何だと思いますか?
塩は、味だけでしょ?って思っているそこのあなた!
(って私もそう思ってましたけど💦)
実は違うんですよね~。
塩の役割は、
①味付け
②引き締め
③雑菌の抑制
などです。
①味付け
皆様知ってのとおり、塩のしょっぱさがないと
無味なパンになってしまいます。
味気ない、物足りない、おいしくない・・・。
塩は偉大ですね。
②引き締め
グルテンを引き締めてくれます。
塩がないと、いつまでもまとまらないな~、
柔らかいなぁ~、腰がないな~という生地になります。
塩があるとダレにくいので成形もしやすくなります。
そして、ガスの保持力も高まり、膨らみやすい生地ができます。
③雑菌の抑制
菌の繁殖を抑えてくれます。
同時に酵母の働きも抑えるので、入れすぎは禁物ですが、
適切な量を入れると、発酵を緩やかにしれくれるので、
より美味しいパンができます。
また、急激な酵母の活動を抑えるので、酵母のえさである糖を残してくれるので、
色づきも良くなりますよ。
パンの主材料は、小麦粉、塩、水、酵母と言われています。
砂糖はなくても、塩は必要。
塩はやっぱり、それほど大事ということですね~。